トピックス

2020年度(第46回)社会福祉助成先決定について

社会福祉法人丸紅基金(理事長 柿木真澄)(以下、「丸紅基金」)は、このほど2020年度(第46回)の社会福祉助成先を決定しました。今回は、合計905件の申請の中から、全国95の施設・団体に対し、総額1億5,000万円の資金助成を実施します。

丸紅基金は、わが国の社会福祉に関する民間助成団体として、1974年9月に丸紅株式会社(以下、「丸紅」)の出捐により設立されました。1975年より全国の福祉施設が必要とする設備、機器、車両、建屋のほか、各種団体が行う調査・研究活動等の資金援助として、毎年総額1億円の助成を続けており、今年で46回目を迎えました。

本年度は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、例年よりはるかに多く、発足以来最高の応募があったことを考慮し、助成を1億5,000万円に増額することにしました。これにより、今回を含めた丸紅基金の社会福祉助成の実績は、累計で2,705件、総額46億5,000万円となります。

助成先は、障がい者、児童・青少年、高齢者関連のほか、女性保護、貧困救済等、多岐に亘る福祉施設及び事業となっております。特に本年度はコロナ禍を反映し、衛生、換気、空調等に係る案件を多く選出したほか、農福連携、福祉施設の職員の負担軽減につながる案件も多く含まれています。

丸紅基金は、資産の運用収入と合わせ、丸紅の追加出捐、丸紅及び丸紅グループ各社の役員・社員・OB・OG有志を会員とする募金組織「100円クラブ」からの個人寄付金と、その同額を寄付する丸紅からのマッチングギフトを原資とし、個人と企業が協力して支えています。今後もこの体制を維持・発展させ、わが国の社会福祉の充実・発展に貢献していきます。

以上
(2020年10月27日 記者発表文)


トピックス一覧へ

トピックス

一覧へ