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2017年度(第43回)社会福祉助成先決定について

社会福祉法人丸紅基金(理事長 國分文也)(以下、「丸紅基金」)は、このほど2017年度(第43回)の社会福祉助成先を決定しました。今回は、合計525件の申請の中から、全国59件の施設・団体に対し、総額1億円の資金助成を実施します。

丸紅基金は、わが国の社会福祉に関する民間助成団体として、1974年9月に丸紅株式会社(以下、「丸紅」)の出捐により設立されました。1975年より全国の福祉施設が必要とする設備、機器、車両、建屋のほか、各種団体が行う調査・研究活動等の資金援助として、合計1億円の助成を毎年継続しており、今年で43回目を迎えました。今回を含めた丸紅基金の社会福祉助成の実績は、累計で2,484件、総額43億円となります。

助成先は、障がい者関連の案件をはじめ、児童・青少年関連、貧困・生活保護関連、高齢者関連などが中心ですが、障がい者の文化活動に対する支援を行っている事業も意義深い社会福祉活動と認め、助成の対象としています。

本年度の助成の特徴は、フードバンク事業や子ども食堂事業など、地域共生を目指す高齢者・障がい者・生活困窮者支援事業を多数選出したことです。また、先駆的な取組みとして、障がい福祉サービスと介護保険サービスの一体運営を目指す事業や、介護用のロボットスーツ導入事業を選出しました。

丸紅基金は、資産の運用収入と合わせ、丸紅の追加出捐、丸紅及び丸紅グループ各社の役員・社員・OB・OG有志を会員とする募金組織「100円クラブ」からの個人寄付金と、その同額を寄付する丸紅からのマッチングギフトを原資とし、個人と企業が協力して支えています。今後もこの体制を維持・発展させ、わが国の社会福祉の充実・発展に貢献していきます。

以上
(2017年10月18日 記者発表文)


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