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2018年度(第44回)社会福祉助成先決定について

社会福祉法人丸紅基金(理事長 國分文也)(以下、「丸紅基金」)は、このほど2018年度(第44回)の社会福祉助成先を決定しました。今回は、合計526件の申請の中から、全国63件の施設・団体に対し、総額1億円の資金助成を実施します。

丸紅基金は、わが国の社会福祉に関する民間助成団体として、1974年9月に丸紅株式会社(以下、「丸紅」)の出捐により設立されました。1975年より全国の福祉施設が必要とする設備、機器、車両、建屋のほか、各種団体が行う調査・研究活動などの資金援助として、合計1億円の助成を毎年継続しており、今年で44回目を迎えました。今回を含めた丸紅基金の社会福祉助成の実績は、累計で2,547件、総額44億円となります。

助成先は、障がい者、児童・青少年、高齢者関連のほか、女性保護、難病、貧困救済など多岐に亘る福祉施設及び事業が対象となっています。特に本年度は、障がい者の就労継続支援施設が利用者の工賃をアップさせるための授産機器や備品・車両の購入、施設改修案件を多く選出しました。また、先進的な取組みとして、介護用ロボットスーツの導入事業や手話通訳者派遣の効率化のためのスマホ用アプリの開発事業なども含まれています。

丸紅基金は、資産の運用収入と合わせ、丸紅の追加出捐、丸紅及び丸紅グループ各社の役員・社員・OB・OG有志を会員とする募金組織「100円クラブ」からの個人寄付金と、その同額を寄付する丸紅からのマッチングギフトを原資とし、個人と企業が協力して支えています。今後もこの体制を維持・発展させ、わが国の社会福祉の充実・発展に貢献していきます。

以上
(2018年10月19日 記者発表文)


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